晴工雨独

晴れていても、雨が降ってもいても、黙々と手を動かしている毎日です。

鉄道模型

ターンテーブル奮闘記 その4 一致回路検討

前回バイナリー出力のロータリーエンコーダーをターンテーブルに組み込みまで行いましたが、ターンテーブルの位置情報と指示位置情報の一致をどうして取り込むかを考えてみました。 排他的論理和(EX-OR)回路で出来そうなので久しぶりに汎用ロジックI…

LocoNet/DCC Throttleを作る

DCC館さんのLocoNet/DCC Throttleを頒布して頂いたので製作してみました。 製作・評価は先人の方が発表されておりますので割愛します。 アクリルのカバーが品切れだったので基板の収納を市販のケースを使用して製作してみました。 使用…

ターンテーブル奮闘記 その3

前回RSWを使用したターンテーブルコントローラーを製作したが、NゲージのターンテーブルではRSWの実装に難点があるのとあまりにも多線で線の引き回しが大変であるので他の方法を模索してみました。 ネットでこの様なものを発見しました。 早速、取り…

ターンテーブル奮闘記 その2

ATLAS HOターンテーブル用のコントローラを製作しました。 参考にしたのはこの記事です。 ターンテーブルの位置検出用に今回はRSW(リードスイッチ)を採用しました。 HOのゲージ幅に入るRSWを選定しました。 ATLASのてターンテーブルは21トラックなので2…

ターンテーブル奮闘記 その1

鉄道模型の醍醐味の一つにターンテーブルのコントロールがあげられますが、メーカー製の製品にコスパに見合った満足出来る製品は中々見当たりません。 小生もSLを主体にレイアウトを製作して来た為、これまでに数々のターンテーブルの制御に取り組んできまし…

DSturnout decoder用アダプターの製作(その2)

前回に引き続きポイントデコーダーの応用を行ないました。 ポイントにLEDを付加し動作状態表示を可能にしました。 まずは、ポイントにLEDを付加しました。 STR(緑)/DIV(赤) ポイント裏面 若松通商で購入したアキシャルリードLED BR2222S(赤)、PG223…

DSturnout decoder用アダプターの製作

やあさん様製作のDSturout decoderを入手して機能の多さに驚き、多彩な機能を全て使える様にアダプターを製作してみました。 下記の機能をアダプターで実現できる仕様にしました。 ・三線式のポイント対応 ・リレーによるポイントの状態表示 …

ZXMB5210の評価(その3)

走行試験ローラーでの試験では、ZXMB5210は破壊しなかったので実走行試験を行ないました。 試験線路とDSblueboxを使用して前回までの評価と同じ条件で走行試験を行ないました。 試験方法は、一定走行した後、走行方向を切り替えるの繰り返…

しろくまさんのPWMコントローラーを作る

しろくまさんがArduinoを使用したPWMコントローラーの製作を2011年5月にジオタウンドットコムで発表され、その後表示部をLCD化された改良版をエンゼル・エクスプレスさんが発表されましたが、スケッチがその当時公開されていなくて製作をあきらめておりまし…

鉄道模型と柱時計コレクション

女房の友達が、たまたま通りかかったお宅に柱時計が沢山飾ってあったのを観て、その素晴らしさに思わず拝観をお願いされたそうです。 縁あって我々夫婦もお近づきなり、柱時計のお話をしていたら、ご主人の趣味が鉄道模型も若い頃からやられておられ自宅に沢…

ZXBM5210の評価(その2)

前回の結果を踏まえて動的試験を行うことにしました。 デコーダーを搭載する車両をまずはDCC化する必要があるので手持ちのKATOの「チビ凸用動力ユニット」を採用しました。 試験用なのでボディーは必要ありません。 DCC化するので集電シューとモーターを…

ZXBM5210の評価

巷で問題になっているZXBM5210ですが、早い時期にやあさん様から頒布を受けてBD6231の置き換えをしようと実験をしたところ、御多分に漏れず秒殺もので破壊してしまい、そのままほったからしにしておりましたが、へのへのもへじ様が解決の糸口を提起され、や…

線路敷設 その1

ゴールデンウィークに1年ぶりに鉄部屋の線路を仮敷設してみました。 1年かけてヤフオクで安価な線路を収集してまいりました。 敷設前 車両基地(ヤード)部分 コンパネを組み合わせ縦横 2.7m×2.7m+ ヤード部 1.8m×0.9m のレイアウトスペ…

DSservo decoderの評価について

やあさん様からDSservo decoderを頒布して頂いたので、早速評価させて頂きました。 DSservo decoder 特長 ・アドレス設定は、DIPスイッチで行える(servo1のみ) ・サーボの位置調整をVRで行える(servo1のみ) ・…

写真撮影機材の製作

鉄道模型関連の写真撮影時に照明ライトによる影が出て困っておりましたので全方向照明BOXを製作しました。 百均の整理BOX 外枠は、HOの車両も撮影可能なサイズのBOXをチョイスし、その中に LEDテープ5mを螺旋状に貼り付けました。 螺旋状に…

S88 Analog controller を作る

fujigaya2さんが開発されたS88 Analog controllerの基板を頒布して頂いたので、早速製作してみました。 基板サイズは、S88シリーズで使用しているケースに適合しているのでケースに入れる様にしてみました。 ケースに入れる…

ワンコインで出来るDCC サーボモーター ポイント

中古のレールを購入しているとポイントの駆動部分が欠損していたり入手不可能な物が沢山あります。 このポイントをどうにか再生出来ないかと思っておりましたが、非常に安価な超小型サーボモーターが入手可能になりましたので、それを使用したサーボポイント…

S88 Mascon モドキを作る(その5)

大体の動作確認が出来たので、まずは、2ポート化を仕上げたいと思います。 デバッグに使用していたArduino Nanoは、2台並べてMULTITAPのケースに収容出来ませんので、Arduino Pro or Pro Miniを使用することにしました。 …

S88 Mascon モドキを作る(その4)

前回までで、表示部の集合化の確認が出来たのでDSjoyとS88ボタンデコーダ(改)とS88 Masconのシステム化を行なうことにしました。 まずは、DSjoyとS88ボタンデコーダ(改)の一体化をしました。 収納ケースの選定ですが、S88デコ…

S88 Mascon モドキを作る (その3)

I2C接続が上手く表示できたので、Yaasan様 作成のDSone をソフト変更でDSjoyにしたハードとの接続確認を行ないました。 DSjoyはS88 Masconと同じLCDを使用されているので、すんなりと問題なく表示出来ました。 右側がD…

S88 Mascon モドキを作る (その2)

前回に続きS88 Mascon モドキの製作です。 MSを多ポート接続すると表示部が多数必要になるので、これをひとまとめにして表示出来ないかチャレンジしてみました。 表示部は、フジガヤ2さんのオリジナルでは、秋月電子のI2C接続小型8文字×2行…

S88 Mascon モドキを作る

一昔前に流行した「電車でGO」のゲーム用マスコンを利用してフジガヤ2さんがDesktop Stationのコントローラを作成されましたので、死蔵しているマスコンを引っ張り出して製作してみました。 マスコンの数々 ポニーキャニオンのマスコン T…

RFID Detectorを食する その4

速度計も出来上がりましたので、これまでの疑問点を再確認しました。 1.車両の構造による影響 2.進行方向により認識速度に差があるのはなぜか? 3.タグの構造による認識速度 試験用レイアウトは直線で行いました。 直線2.5m以上で中央部に速度計と…

RFID Detectorを食する その3

同じ人柱のMECY様はNゲージで試験されておられるのですが、進行方向により認識速度が同じ様に差異がある事が判明しました。 ただ、不思議な事に動力車の磁界の影響があることは同じなのですが 認識速度が速いのが動力車の前面通過と後面通過の真逆の結…

RFID Detectorを食する その2

やあさん様から新しい形状のタグを二種類提供を受けました。 人体に埋め込むこともできる?ガラス管タイプ ゴルフのティーみたいなピンタグ ガラス管タイプは、アンテナに接触する位近づけないと、まったく認識出来ません。 ピンタグの方は静的認識距離は5…

RFID Detectorを食する その1

鉄道模型を楽しんでいる皆さんにとって車両識別ができると、より複雑なコントロールが可能になり、楽しみが倍増すると思われます。 今回、やあさん様が開発されたRFID Detectorの実験機材を頒布頂いたのでレポート致します。 左端 RFID De…

Desktop Station でのDCC自動運転に挑戦! その4

Desktop Stationで自動運転のスプリクトを作成する度にレイアウトを引っ張り出してシュミレーションすのは面倒なのですが、やはりやあさん製作の S88 Button decoderを使用すれば簡単にシュミレーションが出来ます。 今回のレイアウトはセン…

Desktop Station でのDCC自動運転に挑戦! その3

簡単な往復運転スプリクトを作成して試験走行中に、間違ってポイントを 誤接続してしまい電車に搭載のデコーダーを壊してしまいました。 これからも起こりえる問題なので「必要発明の母」と申しますのでポイント動作センサ―を作ってみる事にしました。 KATO…

Desktop Station でのDCC自動運転に挑戦! その2

デスクトップレイアウトのレイアウト図をDesktop Stationの画面上のレイアウト画面を選択して作成します。 ①レイアウト(線路のシンボル)をクリックして左端のシンボルマークの一番上のエンピツマークをクリックして編集モードに切り替え、シンボルを組み合…

Desktop Station でのDCC自動運転に挑戦! その1

Desktop StationでのDCCでの自動運転への環境が整ってきたので、まず手始めにNゲージの市販レイアウトを使用しての製作に挑戦していきます。 使用レイアウトは、今は販売されていないKATOのレイアウトです。 レイアウトを作る手間を省くために使用しました。…