晴工雨独

晴れていても、雨が降ってもいても、黙々と手を動かしている毎日です。

ZXBM5210の評価

巷で問題になっているZXBM5210ですが、早い時期にやあさん様から頒布を受けてBD6231の置き換えをしようと実験をしたところ、御多分に漏れず秒殺もので破壊してしまい、そのままほったからしにしておりましたが、へのへのもへじ様が解決の糸口を提起され、やあさん様から、この度RSB18VTE-17の提供を受けましたので再度チャレンジしてみました。
使用したデコーダーはNuckyさんのワンコインデコーダーです。

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ワンコインデコーダーV3 FLの基板にPIC12F1822とZXBM5210を搭載し
C1=1μ、C2=10μを使用。
まずは、データーシートに忠実に電源VDDにツェナーダイオードU1ZB15を追加しOUT部にデーターシートに記載されているコンデンサー1μとダイオード(SS2040FL)を追加しました。
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OUT端子間にチップコンデンサー1μをハンダ付け

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OUT端子とアース間にSS2040FLを挿入、キープアライド端子にU1ZB15をハンダ付け。
実車に搭載する前にテストベンチで試験を行った。

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使用モーターは使用電圧12V用のかなり高負荷のもの。

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使用モーターは動作電圧3-12V用の軽負荷用

実験結果は、両方のモーターとも低速から高速まで破壊なしに動作。
OUT側のダイオードコンデンサ―なしの場合、低速での動作が不安定である。破壊はなし。
安定動作の為にOUT側のコンデンサーとダイオードは有効である事が判明した。
次は、実車に搭載しての評価を行う予定。