晴工雨独

晴れていても、雨が降ってもいても、黙々と手を動かしている毎日です。

S88 Mascon モドキを作る (その2)

前回に続きS88 Mascon モドキの製作です。
MSを多ポート接続すると表示部が多数必要になるので、これをひとまとめにして表示出来ないかチャレンジしてみました。
表示部は、フジガヤ2さんのオリジナルでは、秋月電子のI2C接続小型8文字×2行液晶 AQM0802A-FLW-GBWを採用されておりバックライトも付いており、非常に見え易くなっておりますが、多ポート化すると同じ表示部を多数取り付けると場所を取るのと一番高価な部品であり価格低減を図る必要があります。
LCDの仕様を視るとI2CインターフェイスマイコンとLCDが接続されておりマスター(マイコン)とスレーブ(LCD)でつながっております。
調べましたらI2C方式は、マルチマスターが可能であるので同一スレーブアドレスに接続が可能とありました。
16文字2行の同じコントロールICが同じST7032iを使用している同じく秋月電子で販売しているI2C接続小型キャラクタLCDモジュール(K-08896)を入手して実証実験を行ないました。
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Arduino UNOを2台にフジガヤ2さん作成のS88 MasconのソフトをインストールしLCDの設定値を1台目はオリジナル通りとして2台目の設定値を9桁目に変更しております。(当然どちらも8桁2行は16桁2行に変更しております)
バファーのメモリを設けなくても、すんなりと表示してくれました。
実際にマスコンを接続していないのでバスの衝突がどの程度あるのか不明です。
今後、まずは2ポート接続位で動作確認を行う予定です。
2行目の表示が欠けているのは、マスコンを接続しないと状態表示が出来ないためです。

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             上部から視た実証システム

イメージ 3
                    表示部の拡大

表示は、20文字にすれば1台目と2台目に間隔が出来、見え易くなりバックライトが有ればベターと思います。