晴工雨独

晴れていても、雨が降ってもいても、黙々と手を動かしている毎日です。

RFID Detectorを食する その2

やあさん様から新しい形状のタグを二種類提供を受けました。

イメージ 1
       人体に埋め込むこともできる?ガラス管タイプ

イメージ 2
             ゴルフのティーみたいなピンタグ 

ガラス管タイプは、アンテナに接触する位近づけないと、まったく認識出来ません。
ピンタグの方は静的認識距離は50㎜位で縦方向横方向共認識距離に大差はありません。
丸型のタグよりは少し認識距離(45㎜)が良いです。
車両に取り付けて動的認識の確認を行ないました。
HO車両に取り付けを縦方向と横方向で認識速度の試験を行ないました。

イメージ 3
                   横取り付け(木造車両)

イメージ 4
                縦取り付け(木造車両)

縦取り付けは、車両に穴を開けるのも気が引けるので見てくれ度外視で外に付けました。

イメージ 5
                  横取り付け(金属車両)  

試験結果は、金属車両では、横取り付けは丸タグと認識速度に大差がなく微速でしか認識できません。
縦取り付けは、ボディーがもろ金属なので 更に悪い結果になりました。
木造車両での結果は、横取り付けは、丸タグとあまり大差がなく、縦取り付けは、驚く程の差がありました。
スロットルの開度表示で20%が35%位でも認識が出来る様になり実用化で、我慢できる速度になりました。
一つ不思議な現象が発見されました。
タグを車両の外に付けているので先にアンテナを通過するのと最後に通過するのに認識速度に差が出てきました。
動力車が先に通過する方が認識速度が速いです。モーターの磁界か車両の金属が影響している様です。
常識的には、木造車両(客車)が先の方が認識速度が速い様に思われがちですが、何故か反対の結果になりました。
HO車両にピンタグを縦取り付けで取り付けるには動力車以外の車両で車体の真中に穴を開ける必要が有るかも知れません。
RFIDは奥が深そうです。