晴工雨独

晴れていても、雨が降ってもいても、黙々と手を動かしている毎日です。

しろくまさんのPWMコントローラーを作る

しろくまさんがArduinoを使用したPWMコントローラーの製作を2011年5月にジオタウンドットコムで発表され、その後表示部をLCD化された改良版をエンゼル・エクスプレスさんが発表されましたが、スケッチがその当時公開されていなくて製作をあきらめておりましたが、偶然にも2017年4月にスケッチが公開されたのを発見し今回チャレンジしてみました。
まずは、部品集めからですが、エンゼル・エクスプレスさんも苦労されておられました、1回路12接点のロータリースイッチですが秋月電子に適応する商品がありました。
次に16文字2行のLCD表示ですが、超小型の物をaitendoで見つけました。
ケースは手持ちのTOMIXのN-600を使用することにしました。

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まずは、N-600を分解して使用できる部品を見極めました。

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基板(表)

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基板(裏)

ほとんどの部品は表面実装されておりパワーFETはSB240LESと判明した。
パワーFETはP-chMOSFETなので再使用を断念した。2SK2232はN-chMOSFETで方向切替SWを使用するためにはパターンカットが必要と判明した。
TCSやポイントSW回路はそのまま再使用することにした。

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TOMIXに敬意を示してエンブレムの捺印を残しLCD表示部を配した。
スピードコントロールは、反時計周りに廻し最下部の位置がEB(非常ブレーキ)、時計周りにB5,B4,B3,B2,B1、N,P1,P2,P3,P4,P5
印刷されている捺印に合した。
右サイド部に常点灯VRと加速率VRを配置した。
POW表示LEDはショート表示にして再利用した。


イメージ 5

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皆さんも1台製作されては、如何ですか!