晴工雨独

晴れていても、雨が降ってもいても、黙々と手を動かしている毎日です。

ステッピングモーター 動作試験機の製作

鉄道模型機械的な動作をさせる付帯設備の筆頭はポイント切り替えですが今の製品は小型のソレノイドが組み込まれた製品が殆どすべてですが、リアル動作を追求される場合はモーター駆動又はサーボモーターを採用されている方があります。 が、しかし駆動系のメカが大きくてレイアウト裏に実装せざるを得ません。
この欠点をカバー出来るのがステッピングモーターですが、あまり製品を見かけません。
へのへのもへじのおもちゃ箱さんが、掲載されたブログの超小型ステッピングモーターの記事に発奮してまずは、小型ステッピングモーター鉄道模型に使用の可能性について挑戦してみました。
まずは、使えそうな製品を集めました。

イメージ 1

左端上は一般的なステッピングモーター (12V)
右端上はスライド式のステッピングモーター (4-6V)
真中はスライド式ノステッピングモーター (3-6V)
左下、真中、スライド式ステッピングモーター (5V)

(全てバイポーラ駆動式)
ステッピングモーターを駆動するにはドライバーが必須ですが、駆動方式の種類やステッピングモーターの動作電圧によりいろいろなドライバーICがあります。
ドライバーICをモジュールにした製品も沢山ありますが電源を接続すれば動作すると言う便利なものはあまり見受けられませんし、鉄道模型向けに適した製品は見当たりません。
先ずは、入手したスライド式のステッピングモーターの動作試験から始めました。
最終的には超小型の2V駆動のものをギミックに組み込む事を前提にドライバーモジュールの選定ですが、既製品は低電圧の物はあまりありません。
へのへのもへじさんが採用されてたTB6608が低電圧駆動に向いており
なおかつ、マイコンとの接続が容易そうなので入手しました。

入手したICはSOPの0.65㎜で変換基板へのハンダ付けも注意が必要です。
変換基板上に外付け部品も実装してみました。

イメージ 2
TB6608

動作試験用のマイコンとかステッピングモーター駆動電源を実装したテスターを製作してみました。
駆動電源にはとりあえず電圧計を仮設してみました。

イメージ 3

色々なステッピングモーターの試験が可能です。
       


超小型のものが遮断機や腕木式信号機などに組み込まれば、鉄道模型もより楽しみが増すと思います。

【追記】 スライド式 ステッパ―の入手先につきまして問い合わせがありましたので追記します。
超小型スライド式ステッピングモーターは、Amazonで購入できます。
その他の物は、AliExpressで購入できます。