晴工雨独

晴れていても、雨が降ってもいても、黙々と手を動かしている毎日です。

廃線まじかの三江線に乗車しました

平成30年4月1日で廃線三江線(さんこうせん)に遅ればせながら乗車してきました。
三江線は、広島県三次市(みよしし)と島根県江津市(ごうつし)を結ぶJR線です。
開業は1930年4月20日ですが全線開通は1975年8月31日で、割と新しい路線ですが僅か43年で廃線となります。
路線距離は108.1Kmで広島県から島根県江津市日本海に注ぐ江の川(ごうのかわ)沿いに走る路線です。
一日の運行が少なく一日で走破するのは至難の業です。

イメージ 1
三次駅の路線図

イメージ 2
三次駅の時刻表

 数日前に調べたら10:02三次発に乗車するとトンボ帰りで往復できることが分かりました。
出発の一時間前に三次駅に到着したので駅周辺を時間があると思い散策して30分前に駅に戻るとホームに沢山の人だかりがあり駅員に尋ねると三江線の列と言われ、慌てて列に並びました。
ディゼルカーは3両編成でキハ120でした。

イメージ 3

      
イメージ 4

出発15分前から乗車開始となりましたが、平日にもかかわらずホームにあふれんばかりの人だかりです。
10:02発の便は途中駅の石見川本駅までの運行です。
途中駅で、仏法僧飛来地で有名な伊賀和志駅
また、この駅は広島県の駅ですが、不思議なことに両隣は島根県の駅と言うことで有名です。
宇都井駅はJRの駅で一番ホームの高さが高いことで有名です。
江の川を何度も渡りながら12:18 石見川本駅に到着しました。
この駅から江津駅行きの次の出発時刻は13:45 です。
実に1時間27分の待ち時間です。
駅では川本町観光協会の方々から熱烈な歓迎を受け丁度昼食時間でもあり町の食事処マップを頂きました。

イメージ 5

13:45 観光協会の方々に見送られ江津駅に出発です。
江津駅到着は 14:54です。
トンボ帰りで 15:15発に乗車しました。

イメージ 6

ここでもホームにあふれんばかりの人だかりです。
江津駅滞在時間わずか21分。

イメージ 7

帰りの便は三次まで直通運転です。
車内には乗り鉄の方と撮り鉄の方がおられ撮り鉄の方は撮影ポイントを求めて車内を右往左往され、乗り鉄の方は相席された方と楽しく談笑され
て三次に18:59 到着しました。
往路 4時間54分 (実時間 3時間27分)
復路 3時間44分
往復時間 8時間57分
新幹線だと 東京から広島まで往復できる時間です。

イメージ 8


乗車券を記念に頂きました

沿線の各駅の紹介は、このブログを参考にされるといいでしょう。