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DSair2用モバイルバッテリーBOXの製作

DSairとバッテリーを同一BOXに収容して主にデコーダーが、収容困難な Zゲージ向けモバイルコントローラーを製作をしましたが、今回DSair2が開発されたので、その製品向けにモバイルバッテリーBOXを新たに製作してみました。
前の物は、18650型リポバッテリー 3.7V×2本を使用しDC/DCコンバーターで12Vに昇圧しています。 
使用しているDC/DCコンバーターの性能で1A位しか供給できませんでした。

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まだDSair2を入手出来ていないので同一ケースでイメージを撮影しました。下の段が、今回製作しましたモバイルバッテリーBOXです。
今回の物は、18650型リポバッテリー×3本使いでダイレクトに電流を供給できますが、接続しているリポバッテリーコントローラーが5A容量なのと今回採用したリポバッテリーの性能(仕様が?)で・・・・・?

出力電圧 12.6V (4.2V×3) フル充電時
出力電流 Max 5A ?

今回も前回同様に安価に仕上げるためにダイソー製モバイルバッテリーに内臓しているリポバッテリーを採用しております。(公称 3.7V 2,000mAh) @324 ×3本  ¥972  模型用の物は、同等容量
2,000~3,000円します。(DCC模型の場合は、それ程、大電流は不要でありダイソー製で充分性能を満足していると思います。)
製作方法ですが、18650型のリポバッテリーの入手ですが

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今回使用した18650型タブ付リポバッテリー 3.7V 2,000mAh

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新製品? タブなし 18650型リポバッテリー 電池BOX式
18650型の電池ホルダーを新たに購入しないとケースに収容出来ません。 3本一体型の電池ホルダーもありますがサイズ的にケースに収容が困難です。



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見分け方は、右側の充電ランプ表示付の物が新型?でタブなしです。

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モバイルバッテリーの部品

一番下の基板はリポバッテリー用バランス充電コントローラーです。
リポバッテリーは、非常にデリケートな電池でセル間の電圧差が大きいとセル間で大電流が流れ発熱し場合によっては発火する事もあります。
充電にはバランス充電が可能な専用充電器を使用するのが一般的ですが、この様な充電コントローラーでもOKです。
また、過充電・過放電は大敵で余り過放電すると一発でオシャカになります。
不安な方は、専用の充電器で充電できる方法でモバイルバッテリーBOXを製作されることをお勧めいたします。

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DSairと同じケースに計ったようにぴったりと収容出来ました。
電源SW付ジャックで充電時のバッテリーからの電流供給を止めて安全設計を図っております。

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充電中

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動作試験

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HOゲージ以上用に、4セル(公称 14.8V) 5セル(18.5V)等のモバイルバッテリーBOXを機会があれば製作してみたいと思います。