晴工雨独

晴れていても、雨が降ってもいても、黙々と手を動かしている毎日です。

自作 自動水やり器 (その14)

冬に綺麗な花を咲かせるシャコバサボテンの鉢が、だんだん増えて10鉢余りになりました。
冬の季節以外は、ベランダに出しておりますが、自動水遣りするには数が多いいのと鉢が小さいので手やりをしていましたが、面倒なのと不在時に対応のために自動散水にしてみました。

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今までの様な散水とは違いミスト(霧状)散水にするため専用のノズルも購入しましたが、バスポンプを使用した散水では水圧が足り無くて、ミスト状になりませんでしたので、Netでダイヤフラム式高圧ポンプを見つけて実験してみましたら、みごとミスト状になり、早速取り付けることにしました。

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  ダイヤフラム式ポンプ

鉢が沢山ありノズルを固定していては全体に散水できません。
ノズルを動かす機構をサーボモーターか、ギヤーBOX又は、車のワイパー機構を使って作るか思案しておりましたが、羽の折れた扇風機があるのを思い出し扇風機の首振り機構を使うことを考えました。
なおかつ、扇風機の首振り機構にはオフセット機能もあり首振り位置の調整も可能です。
廃材の扇風機は、リモコン式なので動作させるためにはリモコンでスタートボタンを押す必要があります。
マイコンと赤外LEDでリモコンを作ることは可能ですが、どうしたものかと、思っていましたが、リモコンが不明の時に使用する応急スタートボタンがあるのを発見し、ボタンをショートさせれば動作するかと、確認しましたが
電源がON以降でなければボタンを押しても動作しないことが判明しました。 

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動作遅延機能を製作すれば動くと確信して基板を作成してみました。

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タイマーIC 555を使用したディレイタイマー回路をコントローラー基板に取り付け。

ベランダに取り付けるので電子回路の防水が必要なのでコーキングで基板をシールしてみました。

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ベランダの手すりにユー字ボルトで取り付け

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動作状況

なお、電源がAC100Vなので漏電対策としてコンセント式漏電ブレーカーを取り付けております。